広い部屋に住みたいと思っても家賃が問題でなかなか実行できないこともあります。
そんなときには、狭い部屋を広く見せるようにすると良いでしょう!
狭い部屋でも広く見せるポイントを3つご紹介していきます。
広く見せるポイント:家具を厳選する
まずは必要な家具を厳選しましょう。
1人暮らしの部屋を広く見せるためのコーディネート術の第一歩は、家具を選ぶことです。
機能的な部屋を求めて、いろいろと家具をおきたくなってしまいますが、必要な家具を厳選するようにしましょう。
必要な家具を厳選し、なるべく少ない家具で暮らしましょう。
目安としては床面積の3分の1までに抑えることを目標にしましょう。
タンス
クローゼットや押し入れがあるのであれば、タンスは不要と考えて問題ありません。
季節にあった衣類を手に取りやすい位置に配置し、季節外の衣類は圧縮して奥の方にしまっておきましょう。
省スペースハンガーなど、収納力の上がる小物を活用することもおすすめです。
すべての衣類をクローゼットや押し入れに収納することでタンスは不要になります。
テーブル
普段1人で食事をするのであれば、大きなテーブルも必要ありません。
友人を自宅に呼ぶのが好きという方は、必要に応じて伸縮するテーブルや脚を折りたためるローテーブルなどを選択することで、普段の生活の中でスペースを有効活用できます。
コの字型家具やベンチなどは、ベンチとして座る・物をおく・お客様が来たときのローテーブルとして使用するなど、1つでさまざまな使い方ができます。
広く見せるポイント:家具の配置を考える
家具の配置を考えることも狭い部屋を広く見せるポイントのひとつです。
なるべく床が広く見えるような配置にすると、部屋も広く感じることができます。
部屋の中にまんべんなく家具を配置するより、一部にまとめて家具を配置することがポイントです。
部屋の奥に家具を配置すれば、部屋に入った時に視線を遮られることなく奥まで目が届き、解放感があります。
また、家具のある部分で生活している時には空きスペースが視界に多く入るので、部屋が広く感じます。
背の高い家具は視界に入りづらいため、生活している時に背中側になる部分に配置しましょう。
近くのものは大きく、遠くのものは小さくみえる「遠近法」の概念は、部屋のコーディネートにも応用することができます。
人は小さなものは遠くにあるように感じてしまうものです。
部屋の奥に背の低い家具を配置することで、その家具が遠くにあるような錯覚を起こし、部屋を広く見せることができます。
広く見せるポイント:色をコーディネートする
部屋の色を考えるときには、ベースを同系色でまとめるようにしましょう。
部屋の中に多くの色が散乱していると、雑多な印象を受けてしまうため、部屋のベースは同系色でまとめて、差し色としていくつかポイントとなる色を配置する程度にしましょう。
目安としては5%程度が差し色になります。
特にカーテン・ラグ・ベッド(寝具)・ソファなどは、面積が大きいため部屋の印象を大きく左右します。
色が不揃いにならないように注意しましょう。
上の方に向かうにつれて色を薄くすることも、狭い部屋を広く見せるためのコーディネートとしてのポイントです。
床→家具→壁→天井といったようにだんだんと色が薄くなっていると、天井が遠くにあるかのような錯覚を起こすため、部屋を広く感じることができます。
色を選ぶ際、初心者でも取り入れやすい色は「白」です。
引き締め効果のある黒などの濃い色とは異なり、白は膨張効果のある色なので空間を広く見せることができます。
部屋の壁は白色が多いかと思いますが、壁と同系色でまとめることでさらに部屋をすっきりと広く感じられます。
白すぎる部屋は女性のようで抵抗があるからと、黒を取り入れたいという男性の方は、色の配置に工夫しましょう。
ソファやローテーブルなどの床に近い部分に黒を配置し、棚などの少し上になる部分は茶色にします。
上に行くにつれて色を薄くしていき、壁や天井がクリーム色や白であれば、黒を取り入れても部屋を広くみせることができるでしょう。
まとめ
狭い部屋でも広く見せるポイントを3つご紹介してきました。
狭い部屋に嫌気が差していても、コーディネート次第で素敵な部屋に変化します。
狭いというとマイナスなイメージばかり浮かびますが、「座りながら、どんなものでも手が届く」コンパクトでオシャレな部屋にすることも可能です。
本記事をご参考いただき、ぜひ実践してみてください。