黒色の服って誰でも持っていると思いますが、全身ブラックコーデとかしちゃったりしていませんか?
着こなせている人は本当にかっこいいなと思いますが、なんか変だなとか重く見えちゃっていたりしませんか?
着こなせるようになれば、大人っぽく余裕がある印象を与えられ、オシャレ度がぐっと上がること間違いなし!
黒色の服が無難と言われている中で、意外と着こなすのが難しいブラックコーデの3つの理由と着こなす方法を色の効果やシルエットを用いて書いていきます。
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理由その1 『黒』は相手に伝わる印象が強い
黒色の印象と言っても一概には言えませんが、よく言われるのが、自己主張が強い・陰気・拒絶・孤独といったたネガティブイメージを連想されます。
もちろん悪いイメージばかりでなく、高級・威厳・自信・クールといったポジティブイメージもあります。
なぜ、冒頭に悪いイメージを出したかと言うと、黒色は主張が強く、真っ黒になってしまうと一般的に良いイメージは持たれないことが多いからです。
また、マンガやイラストでも、敵役・裏切り役等に黒が多く使用されていますので、だいたいの方は黒色への印象はネガティブイメージになっていると予想できます。
個人的には敵役やライバルの黒色のイメージカラーはかっこよくて好きですが…
理由その2 暗く重く感じる
黒色は収縮色と言われており、黒色の服を着ると細く見えると言われています。
細く見えること自体は間違いではないのですが、すべてを黒くしてしまうと逆に黒色には重量色といった一面もあり、重く見えてしまうマイナス面もあります。
また、季節感といったところで夏と冬でも印象が大きく変わってきます。
冬のコーデは比較的キレイ目にまとめる傾向にあります。コートやブーツ、セーターを多用することが多いですよね。
それとは逆に夏のコーデは淡い色や軽めの服装になってきます。白や水色といった淡色系をもってきて、半袖のシンプルな着こなしが見た目的にも機能的にも良い傾向にあります。
夏場に全身ブラックコーデを取り入れてしまうと、黒色は熱を集めるので、着ていると暑く感じますし、周りからも暑そうや重そうといった目で見られます。
理由その3 おしゃれに無頓着に感じ取られる
よくネットで言われているのが、服装に困ったら黒色の服を合わせると良しとされていますが、無難に着こなせる反面、ありきたりなコーデとなりつつあります。
代表的な例として、この写真のようにオタクっぽさというのが出てきてしまいます。
ありきたりなコーデやオタクっぽさといったところから、この人はおしゃれに無頓着なのかなといった印象を持たれかねません。
また、はじめてのデートやお食事会等では、気合を入れてきていないのかなと誤解もされてしまうかも知れません。
ブラックコーデを着こなす方法
ブラックコーデを上手く着こなすためには以下の点について、気を付けていけば大丈夫です。
・シルエット
・単色をやめて、挿し色を入れる
・キレイ目にまとまりがちなところを崩す
順に説明していきますね。
シルエット
どのコーデにも気を付けていきたいのはシルエットです。身長や体重のことではありません。自分の体形に合ったサイズ感をもってくるだけで大丈夫です。
ブラックコーデを簡単にとりいれるには、▽この形が理想ですね。上半身はゆったり目のトレーナーやアウターをもってきつつ、下半身はタイト目のパンツをもってきます。
下をカジュアルパンツやゆったりしたデニム等をもってきてしまうと、重く見えてしまいます。
単色をやめて、挿し色をいれる
全身ブラックコーデにしたい気持ちもわかりますが、ちょっとしたアクセントを入れてみるのも検討してみましょう。
黒色は背景色によく用いられ、中の色を強調する効果があります。中にもってくる色が鮮やかであるほど、強調させることができ、見栄えもばっちりです。
コーデでたとえると、インナーのトレーナーやTシャツに鮮やかな赤や青、白等を取り入れると、一気に印象が変わります。
キレイ目のコーデにもっていくのであれば、コートとパンツは黒色にしておき、ソックスとセーターに白色をもってくると、簡単にオシャレができあがります。
ここで注意しておきたいのが、中(インナー)にもってくる色と外の色(アウター)の彩度を離すのがコツです。
同じ赤色でも、ワインレッドのような暗い目の色をもってきてしまうと、メリハリがなく、重く見えてしまいます。
キレイ目にまとまりがちなところを崩す
すこし難しいかもしれません。基本的にブラックコーデとなるとキレイ目になりがちになります。
今まで書いてきた内容もだいたいがキレイ目なコーデを的にした内容になっていますし、実際に街中でみるのもコートやスキニーパンツを合わせてキレイ目に仕上げてくるのが大多数です。
ここで使えるのが、小見出しにも書いている「崩す」です。
簡単に説明すると、全体のシルエットに気をつけてキレイ目に仕上がっているところにスニーカーを合わせたり、スポーツ系のキャップを合わせて、キレイ目な仕上がりをカジュアル目に少し崩す(寄せる)ことを言います。
他にも、ブラックのコート・スキニーのキレイ目なシルエットにトレーナーを合わすのも良いかも知れません。
柄が多いと崩しすぎて迷走してしまいます。
柄の少ないものにしよう!