社会人は足元からとよく言われますが、私もとうとうシューケアセットを購入しました。
単品で揃えていくか、セットで買うか、はたまた簡単なセット+単品で補充するのかなど、かなり迷いました。
店頭で買ったのですが、なんども何種類も見て回って、見はじめてから購入するまで2時間以上かかりました。
この記事ではM.モゥブレィのシューケアセットを初心者目線でオススメしていくのと、簡単に使い方もご紹介していきます!
Contents
革靴のお手入れ初心者にオススメのシューケアセット
M.モゥブレィ セントウィリアムセット
こちらが今回、私が買った商品『セントウィリアムセット』です。
色々悩んだ挙句、結局はセットにしました。単品との価格差なども見ながら考えたらやっぱりセット物はお得ですね。
数あるセット物の中からこれを選んだ理由は、ひとつひとつのアイテムが安っぽくないところです。
セット物のブラシは通常、持ち手が安っぽく見える物が使われていますが、こちらは持ち手部分もそこそこで、馬毛を使っているものも入っていました。
また、クリームを塗り込む用のブラシは通常、歯ブラシ型の塗布用ブラシが使われることが多いのですが、当セットには豚毛のペネトレィトブラシを採用されています。
付属されていないものとしては、補色効果のあるシュークリーム(下記画像を参照ください)ですが、持っている革靴との相談になるので、必要に応じて買い足すので問題はありません。
M.モゥブレィ プロフェッショナルケアセット
このプロフェッショナルケアセットとも悩みました。
アルミのケースでオシャレですし、セントウィリアムセットと比べると収納もしやすく、保管場所にも困らないところがいいです。
セットの内容も価格に対して、結構充実しており、補色効果のあるシュークリーム(黒)も付いており、防水スプレー(ミニ)も付いています。
このセットだけで、届かないところのシューケアも可能になっているので、これはこれでオススメです。
ただ、私の場合、持っている革靴が茶系が多いことから補色効果のあるシュークリーム(黒)が使えないのと、防水スプレーは別の今持っているもので代用できると思い候補から外しました。
自分の持ち物との相談とは、こういうところから出てくるのですね!
M.モゥブレィ シューケアRセット+
シューケアRセット+はただただカッコ良すぎます!
まず箱は木製のものを使用しており、靴を履いたまま靴磨きができる『靴置き足台』が付いています。
また、正面の装飾金具には金色を使用しているので、高級感もアップしており、置いているだけでインテリアとしても非常に良いものになります。
セット内容も実に充実しており、補色効果のあるシュークリームも黒と茶が入っています。
それぞれのアイテムも安っぽさが全くありません。
ブラシはプロタイプのホースブラシとホワイトブラシとなっており、ペネトレィトブラシは豚毛、馬毛の2種類が入っています。
もちろんこのセットに見合った価格帯にはなっていますが、形から入りたい方にはうってつけではないでしょうか?
M.モゥブレィ シューズマスター スタンダードセット
そしてこれ!シューズマスター スタンダードセット!
もうどれが良いのかわからない、難しいものが入っていない簡単なやつ、シューケアできたら良いの!って人にうってつけです。
先ほどまで紹介してきたものに比べると質素に見えますが、これだけあれば十分シューケアができるセットになっています。
箱自体に力を入れていない分(木製やアルミ製ではない)比較的安価な上、シューケア用の各ブラシも揃っています。
ここから初めていき、慣れてきたら単品でひとつずつ良いものに変えていくのも良いかも知れません。
実際に私はドクターマーチンを持っているので、マーチン用にクリーム(ワンダーバルサム)を買ったり、大き目のブラシを買い足したりしています。
M.モゥブレィ セントウィリアムセットのレビュー
セット内容
ちなみに私が購入したセントウィリアムセットのセット内容をご紹介しますね。
メーカー | M.モゥブレィ |
箱タイプ | 缶(スチール製) |
サイズ | W225×D175×H70mm |
セット内容 | シュークリーム(ニュートラル)×1個 ステインリムーバー×1本 ミニホースブラシ×1個 シューズブラシ黒毛×1個 ペネトレィトブラシ(豚毛)×1個 リムーバークロス×1枚 グローブクロス×1個 |
セントウィリアムセットを用いたシューケアのやり方
では、実際にセントウィリアムセットを使ってシューケアのやり方を画像と併せて説明していきます。
持っていないものに対しては代用品などを使っていますので、そちらも参考にして頂けたらと思います。
シューケア ビフォー
今回、お手入れをしていく革靴になります。
1ヶ月以上、お手入れをしていないのでかわいそうなことになっていますね。
先端は本来の色を失っています。
これは磨きがいがありそうですので、早速やっていきたいと思います。
靴紐をほどき、シューキーパーを入れる
まずは靴紐を解いていきます。
靴紐を解くことによって、細かい部分にもお手入れが届くようになります。
次にシューキーパーを入れていきます。
シューキーパーを入れることで、曲がっていた履きジワを伸ばし、クリームを塗り込みやすくすることで、履きジワにも栄養が渡るようになります。
シューキーパーを持ち合わせていない場合は下記写真のように新聞紙を代用品として使ってください。
新聞紙でも入れているのと入れていないのとでは、全然違いますので、必ずシューケアするときはシューキーパーまたは新聞紙を入れて型をキープするように心がけましょう。
馬毛ブラシを使ってホコリなどを落とす
まずは1回目のブラッシングです。
ミニホースブラシを使ってブラッシングしていきます。
このように隙間や靴紐の重なり部分を入念にブラッシングしてあげてください。
ちなみに1ヶ月以上、シューケアを放置するとこんな感じでホコリや汚れがいっぱい出てきます。
いや〜汚いですね。
これが毎日仕事を頑張っている証拠でもありますね。
クリーナーを使って汚れや古い油分を落とす
次にステインリムーバーを使って革靴の表面についている汚れや古いクリームを落としていきます。
付属のリムーバークロスに100円〜500円硬貨サイズに取り出して、汚れをとっていきます。
クロスに色が付着していますが、これが古いクリームの成分になります。
栄養クリームを塗り込む
いよいよクリームを塗り込んでいきます。
ペネトレィトブラシにシュークリーム(ニュートラル)を米粒2、3粒分程度取り出します。
全体に馴染むように塗り込んでいきます。
また、この時に履きジワなどには気持ち多めにクリームを塗ってあげてもOKです。
隙間の塗りづらいところもこのペネトレィトブラシを使えば届くので、やりやすいですね。
指で直接塗り込んでいく方法もあるみたいです。体温でちょうど良い感じに溶け込んで良いんだとか。
豚毛ブラシを使ってクリームを馴染ませる
さてさて2回目のブラッシングです。
ここではクリームを馴染ませていくのが目的です。
シューズブラシ黒毛で革靴全体を強めにブラッシングしていきましょう。
この時に履きジワなど、多めにクリームを塗り込んでいるところはしっかりとブラッシングしていきましょう。
この時点で最初と比べると、だいぶんと革靴の表情が変わってきています。
グローブクロスで磨きあげて仕上げる
十分にブラッシングしてあげたら、最後にグローブクロスを使って仕上げていきます。
細かめの布をグローブ型にしたアイテムになっており、これで磨いていくと光沢が出てきます。
先ほどの強くするブラッシングとは逆で、グローブクロスでは優しく磨いていくようにしましょう。
片方のシューケアが完了しました!
ビフォーアフターですが、一目瞭然ですね。
同じ流れで残りの片方もシューケアをしていきます。
シューケア アフター
両方のシューケアが終わりました。
こんな感じになりました!
最初と比べるとかなり綺麗になりました!
先端のアップも写真に撮ったので是非見てやってください。笑
大満足です。
シューケアをすることで、より一層愛着も湧きますね。
これで明日の仕事に対してのやる気はひと味違います!
実際に使用した感想
実際に使用して見ましたが、十分すぎるくらい満足しています。
他にもブーツが何足かありますので、時間のある時にでもシューケアをして行こうと思います。
最初にセットを購入するのに少し多めにお金が飛んでしまいますが、今回使って見て、全然減っていないので、長持ちすると思います。
どうしても、クリームやクロスは消耗品になるのでなくなったら補充は必要にはなります。
ただ、シューケアをすることで、革靴自体の寿命も長くなり、購入時のような光沢を取り戻し、仕事にも力が入るとなったら、費用対効果はかなり良い方ではないでしょうか。
ここまで見てくださった方は、この機会に是非、シューケアをして見てください。
私が使用したのはこちらの『M.モゥブレィ セントウィリアムセット』になります!
まとめ
今回は革靴をピックアップしていますが、他の革製品も同じようにお手入れが必要です。
購入した店舗で聞いてみるとわかりやすく教えてくれたりするので、購入した際にはぜひ聞いてみてくださいね。